前回の投稿では、5原則について話しました。
今回は、追い込む事について投稿していきます。
筋トレで筋肉を追い込みなさい!とよく言われると思います。
では、追い込むとは、一体基準はなんぞや?という事で、今回は、僕が思う追い込みきった基準を話していきます。
追い込む基準を考えるために、まずは、筋肉の収縮様式をどうぞ!
・短縮性収縮(コンセントリック)
筋が短縮しながら、収縮する事です。
まぁ、言葉のままですが分かりにくいですかね(笑)
例で、アームカールで下から上にあげる時や、ベンチプレスで押すときは、筋肉が縮みながら力を発揮します。
こういった筋が縮みながら、力を発揮する事を、短縮性収縮(コンセントリック)と呼びます。
・伸張性収縮(エキセントリック)
筋が伸ばされながら、収縮するという事です。
伸ばされながら縮むってなんぞや?
まず筋肉は、収縮しかできないが大前提です。
例えば、高重量のベンチプレスで下におろす動作の時に、力を抜いたら下にストーンと落ちてかなり危ないですよね?
そうならないように、持っているバーベルの重さで筋肉は伸ばされながらも、その負荷に負けないように、筋肉に力を入れているはずです。
この時、筋肉は、伸ばされながらも、縮もうと頑張っている状態です。
この状態の事を、伸ばされながら収縮する、伸張性収縮(エキセントリック)と呼びます。
・等尺性収縮(アイソメトリック)
筋の長さは変わらずに、収縮していることです。
例として、空気イスや、プランクなど、同じ体制で力を入れ続けるような種目です。
では、これらから、追い込みきった基準について、説明していきます。
3つの収縮様式には、発揮できる筋力に順番があります。
伸張性収縮>等尺性収縮>短縮性収縮
筋力の発揮を数値化するとこうなります
1.0以上~1.4>1.0>1.0以下
これがどういう事か説明すると、ベンチプレス100㎏を押し上げようとしても押し上げきれないが、押し負けもせずに、ずっと押してる途中で耐えれるぐらいの筋力を持った人がいたとします。(等尺性収縮)
つまりその人は、100㎏より軽い重さなら、最後まで押し切ることが出来す。(短縮性収縮)
そして、ベンチプレスの下ろし動作だけなら、100㎏以上~140㎏は、ストーンと落とすことなく、耐えながら下ろしていく事ができる。(伸張性収縮)
つまり、筋肉が最も力を発揮できるのは、伸張性収縮(エキセントリック)という事が分かったと思います。
つまり伸張性収縮(エキセントリック)が出来なくなったら、筋肉にそれ以上できることはない!という事になります。
これより、僕の考える、追い込みきる基準は、伸張性収縮(エキセントリック)が出来なくなるまで!となりました。
ただ、ここで問題が一つ、果たして本当に追い込みきる必要はあるのか?
次回は、追い込みきる必要性について、投稿していきます。
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